sora-0812の日記

わたし、捨て子なんです(^^;)

2019-01-01から1年間の記事一覧

わたしの生い立ち⑩

思春期 三番目の父 悪い人ではないけど、 やっぱり、好きになれなかった。 中学生になったわたしは、身体も大きくなり、母が手を上げることはなくなった。 無視されることは、日常的だったので、慣れてきた。 でも、父がときどき、下げすんだ目で私を見たり…

わたしの生い立ち⑨

母の中絶 小学校4年生のある日、 突然家にやって来た、3番目の父。 この頃、36才位。 厳格な父と優しい母に育てられ、 3人兄弟の末子。 田舎で育ち、 大阪で働くため上京。 苦労を知らず、ゆるゆる育った人。 初婚。 こんな人だから、 母の言いなりになった…

偽りの母像

哀れな女の連鎖 母の過去のことは、ほとんど知らない。 子供の頃から、母は最小限のことしか話さないし、それが本当かどうかも定かではない。 わたしが知っていること、 両親を早くに亡くした。頼れる親戚がおらず、知人の世話になった。 その人たちが、いい…

わたしの生い立ち⑧

嘘つきは泥棒の始まり 小学生高学年になったわたし 体が大きくなり、 母から手をあげることは、少なくなった。 でも、新たに始まった虐待は、 『無視』 これが一番、こころの平穏を犯されるんですよ。 長いときは、数ヵ月も全くわたしとは、口を利かなかった…

わたしの生い立ち⑦

3番目の父 2番目の父が突然荷物ごといなくなった翌日、引っ越し屋さんが、荷物を持って来た。 わたしは、何ごとが起こっているのか、わからずただただその様子をぼぉーっと見ていた。 知らないおじさんの荷物、 『こんにちわ、宜しく』とか言われたと思う。 …

わたしの生い立ち⑥

誘拐事件 2番目の父が、荷物と共にいなくなった翌日、 新しく荷物が運ばれてきた。 初めて会う、おじさん (3番目の父となる人) 3番目の父のことは、次に書きます。 それから、一週間ほどした頃だったと思う。 父が出て行って、 わたしはすごく落ち込んでとき…

呪縛から解けるために

奴隷だったわたしへ 母に褒められようとたくさんの努力したよ。 小学生一年生の時から、掃除機や雑巾がけ、 靴洗い、お風呂洗い 母に教えられたように、がんばってた でも、 怒られた。 『これで洗ったって言えるの!まだ汚い!もう一回やり直し!』 せっか…

わたしの生い立ち⑤

別れ 今思い出せば、 小学校一年生~四年生まで、 たった3年間 わたしの父になってくれた人。 顔は、うっすらだけど、覚えています。 ジャッキーチェンに似てたかな。 父も意識して、映画に連れてってくれたり、ヌンチャク買ったりしてたなぁ、 前の記事にも…

わたしの生い立ち④

『河童』 わたしは、生まれた時から、髪の毛が太くて多い。 母は、細くて少ない。 今は、ほとんど毛が残っておらず、禿げていて、かつらを使用している。 余談だが、 夫も髪が少ない。 そんな夫から、 『最近、髪が薄くなってないか?』と言われていた。 し…

わたしの生い立ち③

優しくしてくれた方々 わたしの今があるのは、 わたしを助けようとしてくれた優しくて温かい心を持った大人の方々がいたお陰です。 今日はそのことを、思い出して書きたいと思います。 義理の父②→ 2番目のわたしの義理の父 わたしが、滋賀県の大おばさんの家…

わたしの生い立ち②

地獄の日々の始まり (偽りの家族) 小学校の入学を期に 母→毒親(偽母) 父→義理の父②番目 わたし 家族3人で大阪で、暮らすことになったみたい、 大おばさんの家で、幸せに生活していたのに、 目が吊り上がり、怖い怖い顔をした母に、手をひかれ、電車に乗せら…

わたしの生い立ち①

大好きだった 『おんちゃんとおばちゃん』 母→毒親(偽母) 50年間、わたしを騙し続けた毒親 生まれてから、小学校に行くまで、母と遊んだり、一緒に過ごした記憶はない。 たまに、 年に一回くらいかな、 綺麗なハデな化粧と服を着た『おばさん』が、やってき…

父と50年ぶりの再会⑩

宝石のような野菜 つづきを、書くのが止まってました。 心が、なかなか落ち着かず、 上がったり下がったりで、 50年間、ずっと会いたかった父に会えたのに、 じつは、義理の父だということがわかり、 混乱 (義理の父が、3人いるため、義理の父①と、書きます…

藁の上からの養子

『藁の上からの養子』 聞いたことがなかった言葉… 自分が、まさかその『藁の上からの養子』だとは、 わたしは、福祉の仕事に長年携わっているため、 利用者の方の、『生活歴』を聞かせていただくことは多い。 その時、 『わたしは養子なんです。』と、聞くこ…

4人の父と2人の母を持つ私

わたしのこと、整理してみよう、 50年ぶりに再会をした父が、 本当の父ではない、とわかったが わたしには、戸籍上の父と呼べる人が、3人いる。 もちろん、正真正銘の本当の父もいるはず。 最初の父は、50年ぶりに再会した父 2番目の父は、物心ついた頃から…

父と50年ぶり再会⑨

永平寺 父と別れたあと、 涙が枯れるまで泣いた、 真夜中、 目が覚めた。 無性に怖くなった。 泣くだけ泣いたら、冷静に物事を考えれるようになってたんだろう。 わたしは、誰なんだろう、 あの人、(50年間、母だと偽ってる人)は、誰なんだろう、 過去を思い…

父と50年ぶり再会⑧

福井の子 わたしは父から… 藁の上からの養子(もらい子)だと聞いた。 母が友だちから、貰ってきて、 父の戸籍に入れて欲しいと頼んだと、 夫が近くの駐車場に、車を止めて戻ってきた。 恐る恐る私と父が座っているテーブルに近づいて来た。 心配してくれてた…

父と50年ぶりの再会⑦

残酷な結果 ホテルの前に、軽自動車が止まった、 年配の男性が乗っている。 お父さん、 声を掛けることができず、立ち止まってる私、 数分しか経ってないのに、長い長~い時間に感じる。 車を駐車場に止めて貰うために、声を掛けてみる。 その時のお父さんと…

50年ぶり父との再会⑥

故郷 3日前の電話で、 父は『今日も明日もお昼からなら、こちらはいつでも大丈夫だよ』と言ってた。 父は午前中は、何をしてるんだろう。 80歳を過ぎてるのに、仕事を続けている。 まさか、だし。 身体が悪くて病院へ通ってる?デイサービスとか? お盆だか…

父と50年ぶりの再会⑤~違和感

再会当日の朝 5時には起きてたかな。 当日になると、昨夜の幸せいっぱいの妄想は消え、不安と恐怖が押し寄せてきた。 冷静なってきたのかも。 疑問 なぜ、父は、私のことを探さなかったんだろう。 50年も、気になることはなかったんだろか。 私も、じつは父…

父と50年ぶりの再会④~前夜

再会前日の準備 旅行出発の前日。 私は仕事…。 グループホームの管理者をしてるため、自分の都合で簡単に休むことはできない。 本当なら、仮病使ってでも、休んで、 父や弟(戸籍に書いてあった)に、 山のようなお土産を買って、喜ぶ顔が見たかった。 何が喜…

父と50年ぶりの再会③~勇気

父との電話 葛藤の末、父へ書いた手紙の内容は… 何度も何度も、書いては消して、また書き直す。 こんな書き方は嫌われるかな。 こんな書き方は、何かの詐欺だと間違われちゃうかな。 失礼な言葉は使ってないだろか。 何枚も破いて捨てた。最後に残った一枚は…

父と50年ぶりの再会②

不安と葛藤 旅行3日前、勇気を振り絞って、手紙を書いてポストに投函した。 その時の心の中の葛藤は、すごいものだった。 私は… 母から、自分のことより人のことを優先する…というか、そうしないといけないようにしつけ(支配)られてきた。 だから、人のこと(…

父と50年ぶりの再会①

令和元年 8月12日 すごくすごく、 勇気を振り絞って 本当の父に、逢いに行きました。 50年ぶり。 私が生まれてしばらくして、両親が離婚したので、私は全く何も覚えていません。 顔も、声も。 1ヶ月前、お盆の時期にたまたま珍しく、私が連休をとることがで…

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私、空が好きです。 朝焼け、夕焼け、雲の間から光が差し込む瞬間 たまらなく好きなんです。 それで、ニックネーム soraと決めました。 8月12日 私は、私が誰なのか? そして、私を育ててくれた母、 あの人は誰だったのか? 私の辛く悲しい過去の人生は、何…