父と50年ぶりの再会②
不安と葛藤
旅行3日前、勇気を振り絞って、手紙を書いてポストに投函した。
その時の心の中の葛藤は、すごいものだった。
私は…
母から、自分のことより人のことを優先する…というか、そうしないといけないようにしつけ(支配)られてきた。
だから、人のこと(父)を考える。
父の今の生活(結婚していた子供が一人)に逢いに行くことで、迷惑かからないだろうか…
私が、遺産を狙いに逢いに来たと思わないだろうか…
でも、その時の私は、いろんなこと(後にボチボチ書こうと思う)が重なり、
母からの支配が解き放されかけていたことと、
世の中の何もかもが信じられなくなり、自暴自棄になっていたので、
手紙をポストに投函できたのだと思う。
でも、ポストに入れた後、
離れることができなかったし、何度も何度も振り返った。
怖かったんだと思う。これからの展開が…
連絡があったら、嬉しいか?と自分に問う。
嬉しさ半分、怖さ半分。
父かどんな人かわからない。いい人なら良し。でも、逆の場合もある。
父からではなく、父の奥さんか私の弟からの連絡で、罵られたらどうしよう…
認知症や大病で寝込んでいたらどうだろう。
悲しいし、どうする?
最悪の想像。死んじゃってたら…後悔だけが残るだろう。3年前に勇気を振り絞れなかった私を自分自身が恨むだろう。
でも、私の心の中に生きてる父の面影
夢か現実かはわからないが
3歳くらいの頃、おお叔母さんの家に預けられていた私の元に逢いに来てくれた。
私を見て笑ってた。
喜んでくれてた。そして父の家に行ったような…
記憶は曖昧。
それから、ずっと父の面影を追いかけてた。
空を見上げれる父が笑ってる。
いつか、迎えに来てくれる。毒親(母)から、私を助けに来てくれる。
子供のころ、ずっとずっと心の中にいてくれたね。
『みゆきちゃん』
あなたが心の中にいたから、生きてこれたんだよ。
つづき
ぼちぼち書いてます🍀