藁の上からの養子
『藁の上からの養子』
聞いたことがなかった言葉…
自分が、まさかその『藁の上からの養子』だとは、
わたしは、福祉の仕事に長年携わっているため、
利用者の方の、『生活歴』を聞かせていただくことは多い。
その時、
『わたしは養子なんです。』と、聞くことも時々あったが、
それは親も子も当然知っているし、
戸籍上も、養子縁組としているケースが普通だと思っていた。
わたしのように、何らかの事情があって、産みの親が育てることが出来ず、
兄弟や親戚が、自分の子供として育ててきたという話しはよく聞いた。
ただ、それも親も子も知っている。
戸籍上はどうなっているかまでは、わたしの仕事上聞くことはないが、
『藁の上からの養子』として、貰った方の夫婦の実子として、戸籍の届け出をしているのかもしれない。
でも、何度も書くが、
このことは、親も子も承知しているので、
本当の親が誰であるかは知っている。
それに、ほとんどの場合、育ての親に対して、育ててくれたことに感謝がある。
中には、親子それぞれに、愚痴を言い合い、折り合いが悪いこともあるが、
それは、本当の親子であっても、よくあること。
わたしの勝手な印象では、本当の親子よりも、互いに感謝し合っていることが、多いように思う。
でも、
それは、
本当の子供として、愛情を持って育てたし、
愛情持って、厳しくしつけをして、
その子のために、親として、生きてくれたから、
『藁の上からの養子』
だったとしても、特に問題にすることはないと思う。
しかし、わたしの場合は、
50年間騙し続け、今もまだ、『わたしが生んだ』と言い切っている偽物の母
その偽物の母は、
子供を生めないから、『子供が欲しい』という、自分のエゴだけで、
わたしを貰った(買った)かの方法で、
育ててるフリをした。
子供は、
貧乏で苦労して育つより、
誰からも愛されずに、支配されて育つ方が、
大人になってから、心が貧しくて、
生きずらくなる。
子供をペットのように扱ったり、
奴隷のように、何でもいうことを聞かせて、支配しようと思うのは、ただのエゴ
その子は、大人になってから、
何かに依存したり、助けを求めようとする。
求める相手は、
DV関係が成立する人。
わたしが、このことに気づけたのは、
ギャンブル依存
仕事依存
恋愛依存
過食、拒食症
自殺
いじめ
そして、2度の離婚、
等々
繰り返し、
何でわたしは、他の人たちと同じように生きられないのか…
わたしの心のゆがみ
やっと気づけた時、
人生の半分以上が終わっていた。
福祉関係の仕事をさせて貰ったお陰で、
たくさんの専門職の方と一緒に仕事をする事ができて、
わたしは、自分の『心のゆがみ』の原因を知り、なんとか今は平穏な生活ができるようになっている。
でも、また、
予想もしていなかった
『藁の上からの養子』のわたし
このブログを書いている時以外は、考えないようにして、
心の平穏を保って、今を、生きています。
#藁の上からの養子 #アダルトチルドレン
