sora-0812の日記

わたし、捨て子なんです(^^;)

50年ぶり父との再会⑥

故郷

 

3日前の電話で、

父は『今日も明日もお昼からなら、こちらはいつでも大丈夫だよ』と言ってた。

 

父は午前中は、何をしてるんだろう。

 

80歳を過ぎてるのに、仕事を続けている。

まさか、だし。

 

身体が悪くて病院へ通ってる?デイサービスとか?

お盆だから、病院はお休みだろうし、デイサービスに通ってるなら、こんな日は休むだろうし。

 

どちらにしても、お昼からしか会えない理由にも違和感が…

 

 

そんなことをいろいろ考えているうちに、高速を降りて、あと30分で着く。

 

途中、道が渋滞していることは、ショートメールで送ってたけど、返事はなかった。

80歳を過ぎた父

さすがに、メールは使ってないかな、

と思いつつ、まだ会ったこともない父に電話をかけるのは勇気がいる。

 

それでも、着いたことを伝えて、この後どうすれば良いのか、

聞かなくてはいけない。

 

電話をかけてみた。

 

『着いたか。ホテルの場所調べたからそちらに向かうようにするわ』

と、言われた。

 

やはり、違う。

何かが違う。

なぜ、家に招待してくれないんだろ、

ホテルのチェックインは、4時だから入れないし、食堂は予約ないと無理かもと前日に言われてた。

それに、2時で閉店とも。

そんな所で、空白の50年間の思い出とか語るなんて無理だよ、

おかしい、

 

夫は、少し私に苛々しているようだ。

私が、無言で、次はどこでどうするか言わないから。

申し訳ないけど、私もわからないんよ、

ここで泣き叫びたいくらい、心が乱れていた

 

会わずに帰りたい、とも思い始めていたけど、ここまで、付き合ってくれてる夫に言えない。

 

ホテルに着いた。

ホテルの前の駐車場が、1台しか空いていない。

父も、車で来るらしいので、夫は近くのパーキング探しに行ってくれた。

お店にも、夫がかるく事情を伝えてくれたようで、テーブルを空けてくれていた。

感謝

 

ホテルの前で、待ってた。

不安。とっても不安。

 

暑かったし、汗が滴れてくる。

ホテルのスタッフの方が、気遣いしてくれて、『中で待たれたらどうですか?』と言ってくれた。

 

『いや、ここで待たないといけないんです。』

と、しかこたえられない私

 

50年ぶりの再会なんです、とか

顔がわからないんです、とか

言えないし、

説明する余裕もなかったんです、ごめんなさい。

後から、事情を、わかったスタッフの方が、『申し訳なかったです』と、謝ってくれて、

その時のコーヒー代をサービスしてくれた。

素敵な心配りに、涙が溢れる。

あの時、ちゃんとお礼を言えなかったので、落ち着いたら、口コミにお礼を書こうと思う。

 

私の故郷の方は心が優しくて温かいよ。

 

福井県

 

福井の方の、方言がなんとも言えないくらい、私の心を癒してくれる。

 

つづく。

ぼちぼち書いてます🍀

 

#アダルトチルドレン #毒親 #父との再会

#支配 #インナーチャイルド #福井県

#故郷