sora-0812の日記

わたし、捨て子なんです(^^;)

父と50年ぶり再会⑨

永平寺

 

 

父と別れたあと、

涙が枯れるまで泣いた、

 

真夜中、

 

目が覚めた。

無性に怖くなった。

泣くだけ泣いたら、冷静に物事を考えれるようになってたんだろう。

 

わたしは、誰なんだろう、

あの人、(50年間、母だと偽ってる人)は、誰なんだろう、

過去を思い返せば返すほど、恐怖が押し寄せてくる、

 

その時、夫が目を覚ました。

『大丈夫?』と、聞いてくれた、

 

『大丈夫じゃないけど、わたしの気持ちなんか誰にもわかって貰えないと思う。』と言うと、

 

夫が一言。

『誰もわからんと思う。』

 

その言葉が、また心に染みた。

 

たくさんの言葉を並べて慰められたとしたら、わたしの心は爆発してたと思う。

 

哀しみは、怒りに変わる

(この時、まさに感情が変化していた。)

 

父と、別れたあと、

夫がわたしに言った言葉を思い出した、

 

『昭和40年代に、他人の子供を自分の子供として届けるには、誰か(医者や産婆さん)協力した人がいるんじゃないかな。』

 

そうだ、

 

母子手帳、もしくは出生届がなかったら、役所に自分たちの実子として届けるのは無理だと思う。

 

お医者さんが、出生届を改ざんしたとは考えにくいと思う。

でも、産婆さんなら、生まれたばかりの可哀想な赤ちゃんがいたとしたなら、救ってあげようとして、偽りの出生証明書を書いた可能性はあるかも、

 

でも、疑問が残る、

 

そんな心の優しい産婆さんだとしたら、

なぜ、普通の家庭の人(ご主人が働き、嫁が専業主婦で子育てができる環境にある家庭)の人に渡してくれなかったんだろう、

 

この産婆さんが本当に存在するなら、母だけに会って渡すものなのだろうか、

夫婦二人を並べて、せめて『大切に育ててあげてくださいね。』と言って渡してくれなかったんだろうか、

 

理想と現実は違うのはわかる、

 

でも、酷い!

現実は、お酒好きで、男好きで、派手なことが大好きな水商売の女

私生児として生まれ、母に捨てられ、親戚や知り合いのたらい回しにされ育った女

親も兄弟もいない。

温かい家庭なんて勿論知らない。

親から愛情を貰ってないから、自分も子供に対しての接し方や育て方がわからない。

そして、子供ができないから母性もわからないし、目覚めない。

 

そんな哀れな女

 

こんな人が子供を育てることが出来ないってこと、産婆さんなら少しぐらい気づいてたと思うけど、

 

 

作ってはいけない連鎖

アダルトチルドレンの連鎖』

『虐待の連鎖』

を作ったってこと。

 

 

お金で売買した可能性も否定できない、

最低、、

罪だと思う。

 

 

わたしを生んだ母も、

わたしの母を偽ってる人も、

そして協力した産婆さん

それを、見過ごした役場のひと

わたしを、偽りの母に託した、

義理の父

そして本当の父も

 

みんなみんな、最低、

 

わたしの人生、めちゃくちゃにしてるやん!

 

わたしのこの怒りは、どこに向けたらいいの?

もう、わからん

 

ひとって、欲や自分を守るためなら、ひとのことはどうでもいいんやね

 

悲しみはとてもとても深い。

 

明日の朝は早く出て、『永平寺』に行こう。

心が乱れてる

ひとの嫌な部分ばかり見えいる、わたし

 

あかん、

 

わたしが今、生きているのは、

たくさんの温かい心を持ったひとが助けてくれたから。

 

心を、清めたいと強く思った。

 

永平寺

初めて来た場所のはず。

 

足を踏み入れた瞬間、とっても懐かしい気持ちだった。

心が浄化されていく、

ありがたい

 

 

つづく。

 

ぼちぼち書いてます🍀