sora-0812の日記

わたし、捨て子なんです(^^;)

わたしの生い立ち①

大好きだった

『おんちゃんとおばちゃん』

 

 

母→毒親(偽母)

50年間、わたしを騙し続けた毒親

 

 

生まれてから、小学校に行くまで、母と遊んだり、一緒に過ごした記憶はない。

 

たまに、

 

年に一回くらいかな、

 

綺麗なハデな化粧と服を着た『おばさん』が、やってきた。

 

怖かった。すぐに怒る。

『しつけ』だと、いいながら、ぶつ。

 

笑った顔を見たことない。

お菓子やおもちゃもくれたことはない。

 

ただ、ただ、怒るか、ぶつか、

知らない男の人を連れてきたこともあった。

(2番目の義理の父となる人)

 

来て欲しくなかった。

このおばさんが来ると、わたしは大泣きしてた。

嫌いだ、大嫌いだ

 

でも、その頃、

わたしの面倒を見てくれてた『おばちゃん』が、悲しそうな顔で

 

『ママのいうことはちゃんと効かないとね』と、わたしを宥めてくれていた。

 

その姿を見ると、母はおばちゃんにも怒ってた。

 

『そんな言い方して、甘やかすから言うこと効かなくなるんや!』って。

 

その時のわたしは、おばちゃんの後ろに隠れていたと思う。

 

 

おばちゃん→ 大おばさん

母の、母の姉妹の、末っ子

(わたしのおばあちゃん妹)

おばあちゃんの姉妹は、13人ぐらいいたと言ってた。

おばあちゃんは長女だったと。

でも、わたしは会ったこともないし、写真も見たことない。

母もおおおばさんも、話題にもしない。

何かがあるのは、確かだけど、これもまたお蔵入り、

 

そして、このおばあちゃんの姉妹が、不思議なことに、結婚はしているが、

 

13人のうち、2人しか、子供ができなかった。

 

わたしの母と、もう一人のおばさん。

 

先祖で何か、悪いことがあったような話を聞いた記憶がある。

夢かもしれないが、

 

 

ただ、わたしが幸せな幼少期を過ごせたのは、すべてこのお陰だったと思う。

 

おばあちゃんの姉妹に子供ができなかったため、わたしは、『大おばさん』たちに、とっても可愛がって貰っていた。

 

大おばさんが、泣いているわたしを、背中におぶって、寝かしつけてくれる。

子守り歌を歌ってくれている。

それでも、わたしは泣き止まず、火がついたみたいに泣いている。

 

困り果てた、大おばさんが、もう一人の大おばさんに助けを求めて、その大おばさんが、わたしが、泣き止んで眠るまで、背中におぶって、子守り歌を歌ってくれる。

 

わたしが、生まれてから、思い起こせる最初の記憶が、この大おばさんたちの愛情に囲まれた幸せな時間。

 

それからは、大おばさん姉妹の、一番末の子(大おばさん→おばちゃん)

おばちゃん夫婦の住む、滋賀県で暮らしてた。

 

おばちゃん夫婦は、子供ができなかったので、わたしを本当の娘のように、可愛がってくれた。

 

おんちゃん

(おばちゃんの旦那さんをこう呼んでた)

 

おんちゃんは、国鉄勤務(JR)バスの車掌さんをしてた。

 

おばちゃんは、温厚で優しい。怒ることを知らない人。いつも、優しく笑って、わたしを見守ってくれてた。

 

美味しいご飯を作ってくれる。

わたしの好きなもの、いつも準備してくれる。

 

扁桃腺が、炎症を起こして、頻繁に高熱を出すわたしを、雪の中でも病院に連れて行ってくれて、看病をしてくれた。

 

ご飯が食べられなくなると、片栗粉を溶かして、砂糖を入れて、甘くして食べさせてくれた。

忘れられない味…

 

おんちゃんも、本当のお父さんのように、可愛がってくれた。

血の繋がりのない他人だったけど、身内以上だったと思う。

おんちゃんは、おばちゃんと違って、悪いことをしたわたしに対しては、怒った。

でも、それは本当の愛情だったと思う。

全くといって良いくらい、怒られることは当然だと、今でも思えるから。

 

叩いたり、外に追い出したり、

怒鳴りつけて、心をズタズタにしない。

 

何が悪いのか、ちゃんと説教して、しつけしてくれた。感謝、

 

おんちゃんに、すごく怒られたことがある。

小さすぎたので、どんな悪いことをしたかは覚えていない。

でも、おんちゃんが怒った顔は覚えている。

初めて、ほっぺをぶたれた、

おんちゃんの長くしてい小指の爪が、ぷった拍子に、わたしのほっぺを引っ掻いて、出血した。

おんちゃんは大慌てで、血を拭き取って、『ごめんね。』と抱き締めてくれた。

今も、ほっぺにうっすら傷が残っている。

 

おんちゃんは、女の子の顔をぷってケガさせたことに、すごく反省してくれてた、

それから、口で怒ることはあったけど、絶対にぶたないし、

小指の爪を伸ばすのもやめた。

 

女の子だから、オルガンを習わせてくれた。

おばちゃんの温かい手、いつも優しく握って歩いてくれた。

車も自転車も乗れないおばちゃんは、どこへ行くのも、わたしの手を離さず、ゆっくりと歩いてくれた。

 

雪が多いところだったから、寒くないように暖かい服を着せてくれた。

霜焼けができると、ずっと手をこすってくれてた。

 

自転車も買ってくれてね、乗れるまで、練習に付き合ってくれた。

 

わたしのこの頃の写真は、いつも幸せな笑顔をしていた。

 

でも、こんな幸せな時間は、続かなかった。

 

 

小学校に入る前、

 

毒親(偽母)が、義理の父②が現れ、わたしの幸せな生活は、一変

 

地獄の日々が始まった、