自伝
思春期 三番目の父 悪い人ではないけど、 やっぱり、好きになれなかった。 中学生になったわたしは、身体も大きくなり、母が手を上げることはなくなった。 無視されることは、日常的だったので、慣れてきた。 でも、父がときどき、下げすんだ目で私を見たり…
母の中絶 小学校4年生のある日、 突然家にやって来た、3番目の父。 この頃、36才位。 厳格な父と優しい母に育てられ、 3人兄弟の末子。 田舎で育ち、 大阪で働くため上京。 苦労を知らず、ゆるゆる育った人。 初婚。 こんな人だから、 母の言いなりになった…
嘘つきは泥棒の始まり 小学生高学年になったわたし 体が大きくなり、 母から手をあげることは、少なくなった。 でも、新たに始まった虐待は、 『無視』 これが一番、こころの平穏を犯されるんですよ。 長いときは、数ヵ月も全くわたしとは、口を利かなかった…
3番目の父 2番目の父が突然荷物ごといなくなった翌日、引っ越し屋さんが、荷物を持って来た。 わたしは、何ごとが起こっているのか、わからずただただその様子をぼぉーっと見ていた。 知らないおじさんの荷物、 『こんにちわ、宜しく』とか言われたと思う。 …
誘拐事件 2番目の父が、荷物と共にいなくなった翌日、 新しく荷物が運ばれてきた。 初めて会う、おじさん (3番目の父となる人) 3番目の父のことは、次に書きます。 それから、一週間ほどした頃だったと思う。 父が出て行って、 わたしはすごく落ち込んでとき…
別れ 今思い出せば、 小学校一年生~四年生まで、 たった3年間 わたしの父になってくれた人。 顔は、うっすらだけど、覚えています。 ジャッキーチェンに似てたかな。 父も意識して、映画に連れてってくれたり、ヌンチャク買ったりしてたなぁ、 前の記事にも…
『河童』 わたしは、生まれた時から、髪の毛が太くて多い。 母は、細くて少ない。 今は、ほとんど毛が残っておらず、禿げていて、かつらを使用している。 余談だが、 夫も髪が少ない。 そんな夫から、 『最近、髪が薄くなってないか?』と言われていた。 し…
優しくしてくれた方々 わたしの今があるのは、 わたしを助けようとしてくれた優しくて温かい心を持った大人の方々がいたお陰です。 今日はそのことを、思い出して書きたいと思います。 義理の父②→ 2番目のわたしの義理の父 わたしが、滋賀県の大おばさんの家…
地獄の日々の始まり (偽りの家族) 小学校の入学を期に 母→毒親(偽母) 父→義理の父②番目 わたし 家族3人で大阪で、暮らすことになったみたい、 大おばさんの家で、幸せに生活していたのに、 目が吊り上がり、怖い怖い顔をした母に、手をひかれ、電車に乗せら…
大好きだった 『おんちゃんとおばちゃん』 母→毒親(偽母) 50年間、わたしを騙し続けた毒親 生まれてから、小学校に行くまで、母と遊んだり、一緒に過ごした記憶はない。 たまに、 年に一回くらいかな、 綺麗なハデな化粧と服を着た『おばさん』が、やってき…