sora-0812の日記

わたし、捨て子なんです(^^;)

わたしの生い立ち⑩

思春期

 

三番目の父

 

悪い人ではないけど、

やっぱり、好きになれなかった。

 

 

中学生になったわたしは、身体も大きくなり、母が手を上げることはなくなった。

 

無視されることは、日常的だったので、慣れてきた。

 

でも、父がときどき、下げすんだ目で私を見たり、敵対視する目が、耐えられなかった。

 

 

あの頃、私もまだまだ子供だったと思うけど、父も同じく、

子供だったと思う。

 

母の言いなりだったので、

わたしが、思春期で反抗するようになると、母を守ろうと必死で、わたしに対して、睨み付けたり、嫌味な物言いをする。

 

母の中絶騒動(嘘)もあったので、わたしに対して恨みもあったのだろう。

 

わたしは、わたしで、

必死で母に、嫌われないように、母の言いつけを守って、良い子になるようにがんばって生きてきた。

母の顔色ばかり気にしてる子供時代

 

でも、いくらがんばっても、母から愛されることはなかった。

 

それでも、父に母を盗られるのは許せなかった。

 

だから、三人目の父は、わたしにとっては敵、

父もわたしのことは、

自分になつくかず、反抗的な態度をとり、新婚生活を邪魔するめんどくなさい奴

 

仲良くできるはずなんてない。

 

思春期になったわたしは、彼氏ができた。

真夜中に、二階から外壁をつたって降りて、夜遊びもするようになった。

 

家は、両親から無視され、いつも一人ぼっちで寂しかったから、

優しくしてくれる彼や、友だちと遊んでいる時が幸せだった。

 

ある夜、夜中に出て行ったことがバレて、父と母がわたしの後をつけてきた。

そして、彼と二人で歩いているところに、父が『こんな夜中に何をやってるだ!早く家に帰りなさい!』と、偉そうに父親ヅラしてわたしを怒鳴り付けた。

 

許せなかった、

 

『あんたのせいで、わたしは母から今まで以上に嫌われた。あんたが、家に入ってきたから、こんなことになってるんや!あんたこそ、母とイチャイチャして、汚らわしい。大嫌いや、あんたなんか、父親なんかじゃない!』

 

受け入れるなんて、絶対できない。

大嫌い、

 

家に帰ると、酒を飲んで母が泣きながら、『もう、わたしがこの家を出て行くわ!』と、わたしに吐き捨てる。

 

いつものこと。

これが、わたしの心を追い詰める母の手口、

この頃のわたしは、慣れていたので、動揺することもなかったので、冷静に何も言わず、母の猿芝居をぼぉーっと見つめて、時間が過ぎ去るのを待つ。

 

でも、父は真剣受け止め、動揺して、おろおろする。

そして、わたしに『お前のせいや!』と罵る。

 

母から攻められたり無視させたり、罵られても、我慢できるが、

他人の父から、言われることは、許せなかったわたし。

 

 

台所に置いてあった包丁を持ち、

自分のお腹を刺して死のうとした。父が、止めようと立ち上がり、わたしの包丁をとろうとした。

わたしは、とっさに包丁を父の方に向けた。

 

父が、『刺せるものなら刺せ!』と大声で、言った。

 

手が震えてる。

涙が溢れる。

 

『なぜ、わたしがこんなことをしてるんだろうか、、』

 

冷静になり、

包丁を下ろし、台所に戻した。

 

その後、さらに父とは険悪な状態が続いた。

 

母は、毎晩飲み歩くようになった。

真夜中に、帰って来て、ペロペロに酔っ払い泣き喚いたり、

わたしに、絡んできた。

朝帰りも増えた。

 

 

すべて、わたしのせい。

 

 

父は、わたしを恨み続けている。

 

 

わたしは、早く大人になって、一日も早くこの家を出るしかない。

そらからの日々は、家を出る方法を毎日考えて暮らすしかなかった。

 

悲しい

 

温かい家庭への憧れ…

早く結婚して、自分で作れば良い、と思うようになり、

寂しさを紛らわして生きていたと思う。

 

 

 

でも、今思えば… 

偽母が嘘に嘘を重ねたことで、わたしと父は、この女の愛情を奪い合うため、殺したいぐらい憎みあってた、

 

 

わたしの人生をめちゃくちゃにした

女(偽母)、許せる訳ないやん。。