恋愛依存症に苦しんだ過去
誰にもベタベタする。可愛がって貰おうと必死になる。すごくすごく変な子だったし、迷惑がられてたと思う。
子供の頃
母は、わたしの手を握ったことない。髪や身体に触れたこともない。
抱き締めてくれたことなんて、ある訳ない。
いつも、汚い物をみる目で見てた。
髪もといてくれないからボサボサ頭で、前の毛は眉毛の上でぱっつんに切られて、おかっぱ頭…。
服も男の子が着るようなシャツに短パンばかり。
そんな子供でも、働くようになると美容院だっていけるし、洋服も買えるようになる。
そうすると、若いし可愛いと思って貰える。
男の人から声を掛けられることが増える。
わたしの心が癒される。
そして、恋愛依存症に苦しむ日々。
人を好きにはならない。捨てられるのが怖いから。だから、好きだと言われる人としか付き合わないし付き合えない。
いつも受け身で、言われるまま。
何も自分で決められない。
だから、DVを成立させてしまう。
子供の頃から、精神的にも身体的にも虐待を受けてきたわたしは、知らず知らずにわたしを支配してくれる人を求めてしまったのかもしれない。
優しい彼もいた。たぶん、その人と一緒にいたらこんなに遠回りせず、子供達にも迷惑かけず、幸せになれたと思う。
でも、その人は選ばないわたし。
結局、その後…2回の結婚して、離婚した。
ただ、今となれば、この結婚の全てを否定するつもりはない。
わたしを守ってくれる息子たちを授かることができたから。